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相続時に遺産争いの必要がない生前贈与を

 

最近ブームとなっている「終活」の中のひとつとして、残されるであろう家族に対して生前贈与する人が増えています。

 

生前贈与の最大のメリットは、贈与する人が遺産となる多額の現金や有価証券、資産価値の高い土地や不動産などを誰にどれだけ遺すのかを明確にできる点でしょう。

 

もちろん一方的に贈与はできないので、贈与する人と贈与される人、そして周りの人もどのような遺産分配になるのか確認できるので、万一の時に醜い相続争いで家族、一族でいがみ合わなくても済みますよね。

 

そのためには、まず遺産となる不動産や現金、有価証券などはしっかり確認しておく必要があります。

 

何となく、漠然と「このくらいだろう…」といった概算は後々に大きな火種となってくるので、どんなに高齢であってもしっかり把握しておく必要があります。

 

不動産などの場合は時価価値となってきますが、確認した時の時価で良いのでしっかり査定しておくことが大切です。
どうしても把握しにくい時は、会計士や行政書士などのプロに依頼するのも良いでしょう。

 

そして、生前贈与の現金や不動産など贈与する人が決まったら、公的効力のある遺言書を作成しましょう。ただの私的な遺言書の場合はその後のいざこざを起こす要因ともなるので公的に効力を十分持つ「公正証書」として遺言書を作成することがオススメです。

 

後々トラブルとなっても、この公正証書遺言があれば法的にも認められるので事が大きくなることはないでしょう。

 

また生前贈与のもう一つのメリットとして、生前贈与の場合納税する贈与税は2500万円以下の贈与に関してはかかりません。

 

相続する時の相続税と比べてかなり納税額が低いので、税金対策として利用することを検討する価値は十分にあります。

 

また不動産の贈与に関しても、相続時精算課税という制度を利用すると一旦2500万以上の贈与税を支払いますが、実際に相続する時の時価価値が2500万円以下の場合は支払った税金が還付されるのでぜひ利用してみましょう。

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